iDeCoで学生が卒業年度の最後3ヶ月お使って最大額まで拠出する方法

自分律儀に国民年金を20歳から払い続けていたんですが、今年で卒業して、4月から働くので、節税を兼ねてiDeCoを始めることにしたので、その時のライフハック的お話。

投稿日: 2019/01/18

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iDeCoについて

iDeCoとは

皆さん、iDeCoって知ってますか?たまーにCMでやってますよね? 401kとも言います。日本語名は「確定拠出型年金制度」です。

通常の年金と違い、指定した60歳以降の指定した年齢から10年間に渡って受け取る、あるいは指定した年齢に達した時点で一括で受け取る、金額が決まった年金です。

また、年金は厚生年金や国民年金は年金積立金管理運用独立行政法人という法人が運用しており、その運用益と、数の減っていく労働世代のナケナシの給料から天引きされた保険料で賄われています。しかし、このiDeCoでは自分で運用を行います。

そもそも運用とはなんじゃ?という話ですが、要するに株や債権を売買するなどして、お金でお金を稼ぐことです。多分。

iDeCoではiDeCoとして払ったお金(拠出金といいます)を使って、株や債券の売買をプロが代わりにやってくれる投資信託商品を買ったり、定期預金を組んだりして運用していきます。

要するに、自分で稼がなきゃいけない年金。

iDeCoのメリットとは

iDeCoのメリットは、その名の通り、年金として老後のお金として備えることができることです。しかしそれ以上にめちゃくちゃでかいメリットがあります。

所得税控除

が受けられます。しかも払った掛け金全額。拠出金が全て収入から無かった事にしてもらえるので、拠出した金額だけ所得税の計算から除外されるので、むちゃくちゃ節税になります。

拠出金は60歳になるまで一切引き出しができないので60歳までは拠出したお金は使えなくなってしまいますが、まあ後で戻ってくるので実質0円!

じゃあなんで学生のうちからやるの

学生のうちは親の扶養の下でバイトすると思うので、103万円以内に収めれば所得税は発生しないし、100万円(一部地域は98万円)以内なら住民税も発生しないのでメリットは無いように思えます。

でも、タイトルを見てください。僕が加入するのは「最終年度の最後3ヶ月」、自分みたいに2019年3月に卒業して4月から入社するなら、この1-3月の間だけ学生のうちからiDeCoに拠出するというものです。

そうすればどうなるかというと、まあ学生は年金1号加入者という一番貰える年金も払う保険料も少ない身分ですので、iDeCoにたくさん拠出が可能ですよという訳です。

実はiDeCo、いくらでも掛け金払えるわけではなく、会社の制度や加入している年金によって変動します。通常のサラリーマンで、企業年金の無い企業に勤めてる場合で23000円。一方学生は68000円(付加保険料を払ってる人や年金基金に加入してる人はその分を除いた金額)まで払えます。つまり、学生のうちだけ所得を無かった事にできる金額が多いというわけなんです。で、所得税は1/1から12/31までの間で決まるので、新卒入社した年だけ所得をより見せかけを少なく出来るのです。もちろん合法、国が認めた節税法です。

多分国民年金や厚生年金はもうダメだから自分達でどうにかしてくれという意思表示なんでしょう。知らんけど。

で、これが可能にする控除額、要するに所得をなかったことにできる金額は

68000×3 = 204000 23000×9 = 207000 計411000円

年収が240万なら、入社した年に貰う給与は年収の3/4なので約180万になるはず。つまり、約2割を所得から無かったことに出来ます。しかも社会人になってから払うよりも払える金額が2倍近い。

※2019/01/21 追記※

更に言えば、タイミングによっては11月分と12月分(それぞれ12月と1月引き落とし分)が1月にまとめて引き落とされます。1月の分が2月に引き落とし、というように1ヶ月ずつずれる為です。これを考慮すると・・・

68000×5 = 340000 23000×8 = 184000 計524000円

2割も控除額アップ!(まあ拠出額も2割アップですが)

私の用に、11月末に加入を行うと、上記に追記した通り、11月分と12月分の引き落としが1月にまとめて引き落としが掛かる為、加入1年目だけ年内に1ヶ月分多く拠出する為、所得控除額も合わせて多くなる為、やはり学生のうちから加入するメリット高いですね!

※追記終わり※

とは言え、その2割は60歳になるまで貰えなくなるのもiDeCoなので、エンジニア職や営業職等で提示年収300万以上の人じゃないと厳しいでしょう。そもそも学生のうちから204000円拠出するので、キャッシュでMacBookを買えるような貯蓄がある人がやるべきでしょう。私も親に頼んで積み立てていた引っ越し資金に余裕があるので、このお金を充てています。

老後受け取る時の大金も、上限額までなら税金控除が受けられる

iDeCoでせっかく税金の掛からない所得として手に入れたお金も、じいちゃんばあちゃんになってから受け取る時に税金掛かったら最悪です。でもご安心を。税制控除があります。

運用とか怖い。景気後退しつつあるとか聞くし・・・

定期預金もあるんですよね。びっくり。なんだ税金の掛からない定期預金とか。神か。

学生のうちからiDeCoに加入して節税メリットを最大まで受ける方法

やっと本題ですね。では解説していきます。

入社する年の前年11月末にiDeCo口座開設

iDeCoの口座開設は、国が認めてるだけあって、手続きする場所は証券会社や銀行等1箇所で済むんですが、内部的には3つくらい会社や団体が絡むらしく、1ヶ月半から2ヶ月かかります。12月上旬がギリギッリ1月の掛け金拠出に間に合う時期になります。

そこで、ちょうどこの11月末に申し込むと掛け金の払える月が11月分と12月分が加わり、これがまとめて1月に加入手続が終わり、引き落としも1月から、11月と12月の分まとめて引き落とされるので掛け金(≒所得控除額)が一番多くなります。

逆に言うと、控除額が多くなりすぎる分負担も大きくなるので、その辺は調整しましょ。

年単位拠出は入社年内は使わず、毎月払う。

iDeCoには、拠出方法が年単位で掛け金を払う方法と毎月払う方法の2種類があります。年単位の掛け金払いは2018年から解禁されました。

iDeCoの拠出をすると、掛け金を支払う度に最低167円払う必要がある為、年単位の方がその点お得ですが、金融商品の運用の鉄則として「ドルコスト平均法」というものがあり、この法則に則れば理論上長い目で見ればマイナスにはならないというもので、この原則には短い間隔で商品を買っていった方がその法則の恩恵を受けやすい事になります。このことから年単位の場合このドルコスト平均法の恩恵を受けづらくなるという問題があります。

また、今回の学生のうちにiDeCoに加入し、学生身分でのiDeCo拠出金額上限がサラリーマンより多い事を利用する為、年単位にしてしまうと、12月時点の加入区分で1年間に払う金額が決められてしまうため、拠出可能な金額が減ってしまいます。

もしどうしても年単位で掛け金を払いたいが、iDeCoの恩恵を最大限に受けたいのであれば入社1年目だけ月単位、年が明けてから年単位に変更すべきでしょう。

結論

高い年収を提示されたエンジニア学生と営業職内定者は、ぜひiDeCoを活用しよう!

P.S.

他にも節税に関して、私がやってるもの(やる予定のもの)としては、

  • 生命保険
  • 個人年金保険
  • 地震保険
  • ふるさと納税
  • NiSA

この辺やろうと思ってます。

生命保険と個人年金保険は、保険によってはほとんど仕組みが変わらないような商品もあり、違う点というのは税制上の控除枠が異なるという点のみです(正確には違うが)。この枠をフル活用して貯蓄性の高い保険に入っておいて、結婚した辺り(するか知らんけど)にお金が降りてくるようにすれば、まあ良いんじゃないですかね。払戻金の利率が低いものが多いので気をつけよう。明治生命の「じぶんの積立」という保険なんか、何も考えずに加入しても税制控除だけ受けてお金が戻ってくる謎すぎるお得保険なのでとりあえず入っておけばいいと思います。ただ、払戻率は高くないし、積立期間が短くて複利効果も得られにくいし、そもそも受けられないので、貯蓄商品としては勧められないですね。って保険屋さんが言ってた。

地震保険は、賃貸契約時に一緒に入らされる火災保険には入らず、自前で火災保険に加入して、地震保険にも加入して、地震保険料控除を受けようというもの。地震保険は火災保険とセットじゃないと大抵加入できないので、不動産屋に勧められる保険は蹴ろう。しかもその方が保険料そのものが安いし。まあ正直火災保険に対して地震保険の金額は微々たるもんなので、まあ不動産屋で加入するより自前で加入したほうが安くなることが多いというメリットのほうが強いかな。

ふるさと納税は、ふるさと納税に寄付した金額から2000円引いた金額だけ住民税がまるまんま控除されるというもの。2000円余分に払うからメリット無いと思うでしょ?馬鹿野郎。2000円と住民税を収めるだけでタダでごちそうやらギフト券が寄付先から送られてくるんですよ。2000円以上の元は取れます。しかもカードで払えばポイントも付くし一石二鳥!使おう!

NiSAはまあ、株取引の非課税枠のことなんで、まあマネーゲームするのに良いと思います。某マツコの番組で話題になった桐谷さんみたいに株主優待で生活するとかに使えばいいと思います。株主優待についての財テク話は桐谷さんの取材記事を探せばいくらでも出てきます。NiSAを活用した株主優待の話とかも転がってて面白い。

以上。

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